光のおとずれ 教化部長 平成29年2月


「日本建国は自然と共にある」
教化部長 松田 正道

合掌 ありがとうございます。
日頃より生長の家の運動に挺身・致心・献資の功徳を積まれます宮城教区会員信徒の皆様、ありがとうございます。

 

2月は日本国のお誕生の日、「建国記念の日」を迎える誠にありがたい月であります。

生長の家総裁・谷口雅宣先生は、2011年2月11日の「建国記念の日祝賀式」で、日本建国の理想について次のようにお示し くださいました。

 

私はこれまで数年のあいだ、この建国記念日の挨拶で日本建国の理想がどこにあるかを、『記紀』の記述に照らしてお話ししてきました。

それは 具体的には、国の中心者の資格と国の統治の方法の問題でした。

そして、 国の中心者は、

① 神の御心を実行する者、

②人びとに支持される人格者であること、

③自然と一体の生活をする者であること、

の3つを挙げ、こ の条件が満たされれば、「刃に血塗らずして」国がまとまって政治が平和裏に行われる― ―これが『記紀』に描かれた日本の国の中心者の理想像、 そして日本建国の理想だと申し上げてきました。

(『小閑雑感』Part20 P190~P191)

 

これは古事記・日本書紀に示される国のあり方の根本は、その中心者の姿勢にあると云うことをお示しくださっているものであります。

さらに天皇家の祖神であり、吾ら日本人の心のよりどころであります「天照大神」 は、女性の神様であることについて述べておられます。

生長の家創始者・谷 口雅春大聖師はご著書『女は愛の太陽だ』に、2代目総裁・谷口清超大聖師も聖歌『日の輝くように』で、これらに共通するイメージについて、

「精神的に明るいもの、暖かいもの― ― つまり、愛情の送り手として太陽は描かれています。

さらに、私も数年前、日時計主義を大いに推進するた めに『太陽はいつも輝いている』という本を書きました。

こういう捉え方 は、太陽をどちらかというと”男性”ではなく、”女性”として感じていることを示していると思います。」

(同書P193)

 

空に輝く太陽は、その明るさと云い、温かみと云い、古来から日本人の心の中に、生命を産み育むという「女性」をイメージしてきたことは明らかなのです。

日本の安寧秩序はここに起因していると思われます。

ところで、古来から日本人のみならず諸外国の人々は「神話」といわれるものの内に、どのような考え方を持ってきたのかということについて同書では、さらに次のようにお示しくださっています。

 

ユング心理学の日本における第一人者、河合隼雄氏は、自らの神話研究の態度について、こう語っている― ― 「(中略)

人間にとっていかに神話が必要であり、それが人間の心に極めて深くかかわっているか、という観点に立って、神話のなかに心の深層のあり方を探ると共に、神話からわれ われが実際に生きてゆく上でのヒントを得ようとするものである。(中略)

日本神話を対象とする場合は、そこから日本人の心のあり方について考える、ということが重要な焦点となるものである」。

(『神話と日本人の心』 pp.17-18)

上の文章で注目してもらいたいのは、深層心理学の立場では 、現代の人間が生きるうえで、大昔にできた神話から学ぶことが多くあ ると考える点である。

神話とは

“過去の遺物”ではなく、あくまでも”現代 のテキスト”として読むべきだとするのだ。

私もその考えに賛同し、それゆ えにこのシリーズを書き継いでいる。

(同書P178~P179)

 

私たちは建国の理想を常に心の中に抱き、神の御心に沿いながら自然の中に溶け込み、自然を養うことにより、結果的には人間の幸福を実現する という生き方を選択しなければならない時期に来ていると思います。

あり がとうございます。

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