光のおとずれ 編集後記 平成29年5月


光のおとずれ 編集後記 平成29年5月

★今年1月にN H Kで「ばっちゃん」という番組が 放送されたのをご存知でしょうか。

広島市基町 で市営住宅の自宅を開放し、子供達に食事を提 供している中本忠子(ちかこ)さんの話です。

保護司として1人の少年を担当することになった中本さん。

中学2年生の少年はシンナーを買う金欲しさに空き巣をして少年院に入りました。

何故シンナーを吸うかを尋ねると「お腹が減ったのを忘れられるから」と答えたと言います。

この豊かな日本にお腹をすかせた子供がいるのに驚きました。

『食が結ぶ人・地域・自然』に書いてあ る「日本国内でも子供の貧困の問題があり、6人に1人、16.3% が貧困状態」というのは本当だったのです。

中本さんはこの少年に毎日食事を食べさせるようになります。

すると少年はシ ンナーをやめ、同じ境遇の友人を連れて来るよ うになりました。

いつの間にか中本さんの自宅 は、彼女を「ばっちゃん」と呼ぶ子供達のたまり場になっていました。

中本さんは、お金のない少年達に自分の生活費と貯金を切り崩して食事 を与え続けました。

子供達に食事を食べさせるために「ばっちゃん」は休みも取らずに台所に立 ち続けました。

「空腹」が少年達を非行に走らせてしまうとわかっていたからです。

「万引きは悪いこと腹が減ったら家へ来なさい! 」そう言って子供達を招き、ご飯を食べさせ、話す場を与え、 多くの子供達が立ち直っていくのを支え続けま した。

「広島のマザー・テレサ」と呼ばれている中本さん。今年83才になりますが、これまで30年以上にわたって300人以上の子供達に「できたての食事」を与え続けて来ました。

子供達にとって中本さんは安心の拠り所、まさに母親のような存在でした。

中本さんの原点になっているのはお父さんの言葉でした。

「人間の優しさって言うのは見返りを求めたらいけない。

見返りを求めるのは優しさじゃない。」

中本さんの無償の愛は今も多くの子供達を救い続けているのです。

5/14(日)は「母の日」であり「自然の恵みフェスタ2017」の日です。

私たちも父母から受けた無償の愛と自然の恵みに心から感謝し、「心の 食事」「魂の食事」である人間神の子の真理を多くの方々にお伝えして参りましょう。

(T)

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