光のおとずれ 教化部長 平成30年1月


「新珠の年 明けましておめでとうございます」

宮城教区教化部長 松田正道

合掌 ありがとうございます。そして、明けましてお めでとうございます。

宮城教区会員、ご家族の皆様におかれましては、お健やかに新あらたま珠 の年 ・平成30年(皇紀2678年・西暦2018年)をお迎えになられ ましたことを、心よりお慶び申し上げます。この年が皆様にとって光輝く素晴らしい一年でありますよう、ご祈念申し上げます。

昨年11月の生長の家総裁・谷口雅宣先生、生長の家白鳩会総裁・ 谷口純子先生の直接ご指導による「生長の家講習会」をつつがなく終 え、それ程の日が経たないうちに年末、そして新年を迎えたと感ずるのは、私だけではないのでは…… と充実の日々を送らせて頂いたことを実 感しています。各組織では今回の講習会を終えて、次回(平成31年度開催) からの山形教区とのペア開催による講習会に向けて、早速 2年スパンの運動構築への計画的な準備に取りかかっていることと思いま す。万全の体制で臨んで参りましょう。

さて私は先日、ある方から一冊の本をプレゼントされました。その 本は、元NHKの社会部記者や解説委員・ニュースキャスター等を努め た、フリージャーナリスト・池上彰氏が書いた『世界から戦争がなくならない本当の理由― 戦後70年の教訓』という本です。多彩な知識 や情報を織り交ぜての定評のある解説は、皆さんもよくご存じかと思います。その中で、「バックミラーに見える歴史から学ぶこと」という 章(第8章)がありました。ユニークなタイトルと、生長の家で発刊 している著書『歴史から何を学ぶか』と似たタイトルとの理由から読んでみると、あることに気がつきました。池上氏の云う 〝バックミラー〟 というのは、まさに自動車についているそれです。その内容に曰く……

「常に真後ろの風景しか映らない車のバックミラーと違って、歴史とい うバックミラーには過去の風景がすべて蓄積されて残っています。それを見ながら少しずつ軌道修正していくしかありません。ただし、バック ミラーを見れば必ず軌道修正出来るわけではないのも事実です。」(同書235頁)

とあります。ここでは、世界の戦争のことについての総括的なことが書かれていますが、私たちは戦争にも増して人類を脅かす大きな事象、つまり地球温暖化とそれに伴う異常気象の凄まじさ、さらに多くの死者(戦争・飢餓・貧困等が原因)や難民が出ていることも、 各種の報道を通して知っています。いや知っているだけではなく、最近 の国内外の情勢から実感しているところです。人類はこれまでの豊かさ ・利便さ・幸福感を求め、飽くなき満足度を満たすために〝人間さえよければ〟という〝人間至上主義〟を進めてきました。しかし、 その地下資源に依存してきた〝地下資源文明〟も既に、過去の歴史の中に葬り去られる日も間近だと思います。というよりも、一刻も早 くそれと別れを告げなければならない時期に至っていると思います。車 のバックミラーは真後ろしか映りませんが、歴史のバックミラーには全世界のありとあらゆる分野の情報が詰め込まれている…… それらの膨 大な情報の中から何を選び、どのように生きるべきかの選択、つまり現代に生きる私たちにとって数々の選択肢が与えられているのではないかと思います。一人の信仰者としてのあるべきすがたについて、生長の家 総裁・谷口雅宣先生は「新年のご挨拶」の中で次のようにお示しくだ さっています。

私たちは、大きな機械の中の一枚の〝歯車〟として、自分の信念 や倫理感とは違う仕事を営々と行うべきなのか、それとも、一人の独 立した信仰者として、たとえ時間がかかっても、仕事の全体を把握しつつ、信念と倫理感に従って、社会や次世代の幸福のために生きるかを今、選択しなければなりません。

新たな年を迎えた今、私たちは信仰者の一人として今一度、過去の 歴史が残した明暗こもごも入り交じった結果の情報から、より素晴らしい未来に光明が燦然と輝くことを信じて、的確な選択をしたいもので あります。それは〝地上資源文明への転換〟だと信じます。

皆さま、本年も明るく・楽しく・元気よく、どうぞ宜しくお願い申 し上げます。ありがとうございます。

感謝合掌

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