光のおとずれ 教化部長 平成30年2月


「神の御心の実現ー日本建国」

宮城教区教化部長 松田正道

合掌 ありがとうございます。
日頃より生長の家の運動に挺身 ・致心・献資の功徳を積まれます宮城教区会員信徒の皆様、ありがとうございます。早いもので新しい年が明け、気がつけばもう2月です。如きさら月ぎ(更に着る)というように、まだまだここ東北 では寒さが続く日々です。でも暦は確実に立春を迎え、気持ちはもう既に春に誘いざなわれているようですね。最近、白鳩会の会議などの場面で、聖歌『讃春歌』を歌う機会が増えて参りました。その 歌詞に「心の中うちに眠ってた 神が目覚めて春うたう」と謳われています。春の息吹は外界だけではなく、心の中にも響いてくるものなのですね。人間の心が神と一体となる時、自然の移ろいゆく姿に、吾が心も敏感に感応する姿を深く感ずるところです。まさに、神・自然・人間は本来一体であることを謳いあげた聖歌ですね。

さて今月11日は、日本の建国を祝う「建国記念の日」であります。『古事記』『日本書紀』には、日本の古い時代・神代の時代の物語(神話)が克明に記されています。日本の場合、その建国とされる日がこれら「神話」に基づいて定められたのです。 このことについて生長の家総裁・谷口雅宣先生は、平成22年 の「建国記念の日祝賀式」(東京・原宿の生長の家本部会館)の「お言葉」で次のように述べておられます。

『古事記』や『日本書紀』にある日本建国の神話にもとづいて定められた記念日です。建国の日を神話にもとづいて定めている国 は世界でも珍しく、日本と韓国ぐらいであります。このことは毎年、申し上げているのですが、大抵の国は近代の民主主義革命が行われた日や、第二次大戦後に植民地解放が行われたときをもって「建国の日」としているのです。これだと建国記念日を正確に定めることが可能ですが、神話にもとづく場合はそれが難しい ので、日本では記紀に書かれた日をそのまま「建国の日」ではなく「建国記念の日」として祝うことになっています。 (『小閑雑感part.18 』96頁)

神日本磐余彦命(カムヤマトイワレヒコノミコト)は、「神武東征」について描かれた神話の中で、最終の大和といわれる地で現地の部族の強烈な抵抗に遭遇するのです。この戦いで兄の五瀬命 (イツセノミコト)を失い、一旦は退陣して反省し分かったことは、

自分は太陽神である天照大御神の子孫でありながら、太陽の方向に向かって軍を進めることは間違っているということです。 だから、紀伊半島を南に迂回し、熊野から大和へ向うことを決 め、再び進軍します。ここに一つのメッセージがありました。それは「神の御心に反して行動してはならない」ということです。 このあとも一行は様々な抵抗に遭ったり、困難に遭遇します。が、そのつど、ヤタガラスに道案内をしてもらったり、抵抗勢力 の一方が味方になったり、金色のトビが現れて敵軍の戦意をくじいたり、長髄彦( ながすねひこ) が自分の主君に見限られたりし て、ついに国家統一を成しとげる。(同書 97頁)

そして、大和国畝うね 傍び 山やまの麓に建立した「橿かし原はら宮」で天皇の御位 に即位されて、神武天皇となられたのが、今から2678年前だったのです。これをもって「神武建国」と称します。ここに描か れた「神武東征」の一軍は決して武力に優れていたわけではなかったが、進軍した先々の土地でその存在が認められたり、八ヤタガラス 咫烏 や金色のトビに助けられます。神話学では、鳥は天と地を繋ぐ生 物・自然と人間とを取り持つ生物と位置づけられています。

つまり、神からのメッセンジャーです。だから、神武天皇は日本統一に当たって神からのメッセージに従った、ということがこの神話には描かれている。(同書97~98頁)

どうぞ「建国記念の日祝賀式」には、教化部にお越しくださ い。ありがとうございます。

感謝合掌
生長の家宮城教区教化部長・松田正道

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