光のおとずれ 編集後記 令和元年5月

光のおとずれ 編集後記 令和元年5月

★5/1いよいよ「令和」の御代が始まります。 新帝陛下は新たな時代にどのような希望を持たれ ているのでしょうか?今年2/23のお誕生日の ご会見で、ライフワークとしての「水」問題に触れ、 述べられたお言葉が印象的でした。「日本の変化に 富む豊かな国土は、同時に、自然災害、例えば台 風や豪雨、津波などの影響を受けやすいことから、 『水』問題への取組で得られた知見も、これからの 務めの中で、国民生活の安定と発展を願い、また、 防災・減災の重要性を考えていく上で、大切にい かしていきたいと思います」と、水問題による国 民生活の安定と発展に言及されたのでした。実は、 新帝陛下の水問題のご研究は既にライフワークの 域を超え、世界の水問題研究者や専門家のレベル に達しておられると言うことです。

 

★ 「一本の杭に記されし道の名に我学問の道はは じまる」平成10年の歌会始で詠まれた御製です。 「道」へのご関心は学習院大時代の中世の瀬戸内海 の海上交通についてのご研究、オックスフォード 大での18世紀のテムズ川の水上交通のご研究な ど「水の道」へと発展し、世界の水問題にまで取 り組まれるようになりました。陛下は「世界水フ ォーラム」などの国際会議で11回にわたってご 講演され、その内容は世界の研究者も驚くほどの 知見と示唆に富んだものだと言います。「視点の時 間軸が長く、話しの組み立てが抜群。だから世界 の聴衆の感情に訴える。われわれ学者は及ばない。 脱帽です」( 東京大学名誉教授・小池俊雄氏)

 

★平成30年3月、「第8回世界水フォーラム」で の基調講演にその片鱗を伺うことができました。 アマゾン川流域に降る大量の降雨は土壌のリンを 海洋に流出させ、生態系の維持に必要なリンが枯 渇してしまうはずなのに、アマゾン川流域の肥沃 な土壌が維持されているのは何故か?何とアフリ カのサハラからリンを含む大量の砂が大気の大循 環に乗って、大西洋を渡って南米大陸に降り注い でいるからとのことでした。陛下のご講演で、地 球規模の壮大な大気循環、水循環の全体像が描き 出され、地球全体の生命圏を形作っていることが 明らかになったのです。そして最後に、「21世紀 は水の世紀であると言われますが、その言葉が一 つ進み、21世紀は水による繁栄、平和そして幸 福の世紀であったと後世の人々に呼ばれることと なるよう願っています」と結ばれたのでした。新 帝陛下が水問題を通して、日本と世界の平和と繁 栄に貢献されようとしているお姿に、環境問題を 通して自然との調和を目指す生長の家との共通点 を感じ大変嬉しく思った次第です。「令和」の御代 は、自然と人間に幸福をもたらす「調和」の時代 となることでしょう。私達も「21世紀が生長の 家によって、繁栄と平和と幸福の世紀であった」と、 後世の人々から喜ばれるように6/9( 日) の講習 会を大盛会にして参りましょう。

 

( T )

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