光のおとずれ 編集後記 令和2年2月

光のおとずれ 編集後記 令和2年2月

★2/11は「建国記念の日」です。日本書紀は 天照大御神の孫にあたる瓊瓊杵尊が天孫降臨し、 その曾孫にあたる初代・神武天皇が奈良の橿原の 地で即位した日を「辛酉の年春正月庚辰の朔」と 記していることから、明治6年に太陽暦に換算し て2/11を日本建国の日と定めたものです。今 年は神武建国から2680年となります。これは 同じ君主国であるデンマークの55代1120年、 イギリスの40代954年、スウエーデンの23 代497年と比較しても、最も古い歴史を持つ「 世界最古の国」と言えます。しかし、日本はただ 歴史が古いというだけではありません。日本の皇 室は世界で唯一、男系によって126 代皇位が継 承されてきた「万世一系」の国だということです。 米国人のケント・ギルバード氏は日本の皇室を「 世界の奇跡」と賞賛し、「日本人はとても貴重で 希有な歴史をもっている民族であり、その中心に あるのが天皇と皇室の存在です。この事実を日本 人はもっと理解し、意識すべきだと思います」と、 天皇がかくも長い間「万世一系」で連綿として続 いてきたことが、いかに奇跡中の奇跡であるかを 理解していない日本人に苦言を呈しています。

★動物行動学研究家の竹内久美子氏は、天皇が男 系で繋がれてきたことについて、「それは男しか持 たない性染色体Yを、ほぼそのままの形で継承し てきた歴史を意味する」と言われます。性染色体 は男がXY、女がXXで、息子は父からYを譲り 受ける都合上、父のXは受け継がずXは母由来の ものを受け継ぐということです。ここで重要なの は、X染色体は世代を経るに従い次第に薄まって いくのですが、父親から息子だけに受け継がれる Y染色体は、父から息子へ、そのまた息子へと男 系で継承している限りまったく薄まることはない、 ということです。竹内氏は「極端なことを言えば、 神武天皇のY染色体を、そして歴代天皇のY染色 体を、天皇陛下や秋篠宮皇嗣殿下、悠仁親王殿下 が受け継がれている」と述べています。そして、「 科学的説明などまったくなかった時代に、先人た ちは直感的に見抜いてしまった。あらゆる手段を 講じ、男系男子による皇統の継承を護った。この 事実が重要で、その歴史を今になってわれわれが 放棄するなど、あってはならないのである」と断じ、 過去に藤原氏は多くの娘を宮中に送り込んだが息 子を送り込むことは一度もなかったと言われ、そ れは男系で皇統を継承していたからで、さしもの 藤原氏も藤原王朝にすることはなかったというこ とです。皇位継承をめぐり女性天皇・女系天皇を 認めるべきとの声がありますが、最も大事なこと は現代人の都合で「万世一系」の伝統を変えては ならない、ということを確信した次第です。

( T )

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