光のおとずれ 教化部長 令和3年9月

「天地始粛・禾乃登!」(七十二候より)

生長の家宮城教区教化部長 松田正道


▶常日頃より人類光明化運動・国際平和信仰運動、そして自然と共に伸びる 運動実現に向けて、挺身・致心・献資の尊い功徳を積まれます宮城教区の会員・信徒の皆様、ありがとうございます。

▶9月号のこの記事を書いている 今日は、まだ8月に入ったばかりの初旬で連日の猛暑続きです。室内では夜間も 30 ℃を下回ることがなく、毎日が熱帯夜のわが家です。しかしながらこ の機関紙が皆様のお手元に届く頃には、少しは暑さもしのげる頃になってい るかもしれませんね。

▶ところで一年365日を春夏秋冬の4つに分け、それぞれをさらに6つに区分した 24 の期間を「二十四節気にじゅうしせっき」と云います。これ をさらに細かく5日毎に分けて、気象の動きや動植物等をも彩って季節の変化を知らせるのが「七十二候しちじゅうにこう」なのです。何れも古代中国で考案されたものですが、当時の中国文明の中心地の黄河中流・下流域一帯の気候を反映しているもので、日本よりも寒冷で大陸的な気候風土のため若干の季節的ずれがあるようです。それらを受け入れる文化的な大らかさを日本人は持ち合わせ、 今では『歳時記』として日常の季節感を表現する「風物詩」ともなっている ようです。

▶先述の「二十四節気」では、八月初旬に「初秋」(立秋・処暑) を迎え、九月八日頃に「仲秋」(白露・秋分)、十月八日頃には「晩秋」(甘露・霜降)と季節は移ろいで行きます。さらに細分化している「七十二候」 の今の時節(処暑)に、こんな文字を見ることが出来ますが、読めますか? 「天地始粛」と書いて「てんちはじめてさむし」と読みます。(ようやく暑さも収まる頃)「粛」には縮む・しずまる・弱まるという意味があり、秋と はいえ猛烈な暑さもしずまる頃(8/28 頃~ 9/1 頃)のようです。空気が澄 み切ってくると、遠くの景色もくっきりと引き締まって見えるようになるも のですね。またその時節の直後にはこんな文字もあります。「禾乃登」(9/2 頃~9/6 頃)。これはさすがに読みにくいですね。「こくものすなわちみのる」 と読みます。愈々稲が実る頃で「禾」という字は実った穂を形どった象形文 字だそうです。また「登」には実るという意味もあるようです。昔から「実 るほど頭を垂れる稲穂かな」と云われているように、驕おごることなく常に感謝 の心を持ち、謙虚な姿勢で日々を過ごして参りたいものですね。

▶昨年から 今年にかけて、小職が担当している山形教区・宮城教区では、記念すべき歴 史的な節目を迎える「慶事」を経験しています。昨年 11 月の「生長の家山形 県教化部( 大和会館) 落慶 50 周年記念式典」、そして本年9月の「生長の家 宮城県教化部会館落慶 30 周年記念式典」。両教区とも歴史に刻む大きな年輪を、皆でお祝いするために【緻密な企画】と【豊富なアイディア】等を持ち 寄って、それぞれの慶事を盛大にお祝いするための事業を計画して参りまし た。しかしながら昨今の「新型コロナウイルス感染症」の猛威は一向に収ま るところを見せず、両教区とも悉く企画変更を余儀なくされました。

▶山形 教区では計画していた記念式典の一切を取りやめざるを得なくなり、それではということで実行委員会メンバーの叡智を絞って作成した「記念アルバム集」「記念・名入りボールペン」を約半年後の今年の3月1日(立教記念日) に発刊・制作することにこぎ着け、多くの皆様方に喜ばれました。

▶一方、 宮城教区でも同じくコロナ禍の影響(過去最強のデルタ株の感染拡大とも云 われる第五波の影響)をまともに受け、9月に予定していた「落慶記念練成会」( 11 月の講習会に向けて意気を高めることも兼ねた練成会)も中止せざ るを得ないこととなりました。その練成会期間中に予定していた記念式典・ 祝賀会も全て大幅な企画変更を迫られ、企画委員会ではこの緊急事態を何とか乗り越えようと皆で考えた結果、「対面で開催出来ないならばコロナ禍で 培ってきたインターネット技術を活用しよう」との発案で、「生長の家宮城 県教化部落慶 30 周年記念ネットフォーラム」を開催することとし、今その準備を急ピッチで進めているところです。ネット中継という限られた時間内で はありますが、盛りだくさんのユニークな企画のもと、奉納踊りなど厳粛な 中にも宮城教区らしい発想の豊かさを盛り込んだ行事になりそうです。加えて「記念パンフレット」「記念・名入りボールペン」も当日までに間に合わ せるよう企画中です。国際本部や元教化部長からもお祝いのメッセージを頂戴するなど素晴らしい「ネットフォーラム」になりそうです。どうぞご期待 ください。宮城・山形両教区の数多くの皆様方のネットによるご参加を心よ りお待ち申し上げております。

▶さて今月、 27 日は生長の家の基本神示とま で云われる『大調和の神示』が、生長の家創始者・谷口雅春先生に天降った 日です。この日を今一度、心の奥深くに印象づけ、その神示を写経すること をお勧めしています。書き終えた写経は、「大調和の神示祭」の祭壇に奉安し、 宇治宝蔵神社に奉納させて頂きます。ありがとうございます。

感謝合掌

カテゴリー: 光のおとずれ, 教化部長   パーマリンク

コメントは受け付けていません。