光のおとずれ 教化部長 令和3年10月

「祈りに始まり、祈り続けて、祈りに終わる」

生長の家宮城教区教化部長 松田正道


▶常日頃より人類光明化運動・国際平和信仰運動、そして自然と共に伸びる 運動実現に向けて、挺身・致心・献資の尊い功徳を積まれます宮城教区の会員・信徒の皆様、ありがとうございます。

▶本年 11 月 14 日に開催を予定し、 皆様と共に総裁先生ご夫妻から直接のご指導を賜るために準備を重ねて参りました「生長の家講習会」ですが、新型コロナウイルス感染拡大防止対策に協力するため、その開催を予定していた宮城県と山形県の同講習会を中止することが決定されました。参加を予定されていた皆さまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、感染拡大防止のため、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。と、生長の家公式ホームページに9月3日に掲載されました。予 測されていたとはいえ、いざ決定されると本当に残念だと感じております。 これを機に参加を予定されていた方々に、これに替わる行事としてネットフ ォーラム(研修版)の、宮城・山形教区合同開催を計画中です。決定次第、 当紙にて詳細を発表致します。

▶今回の講習会開催中止は、新型コロナウイ ルス感染症の世界的蔓延が起因しています。この感染症が報道され始めたの が、昨年の2月頃でしたから、既に一年八ヵ月以上が過ぎました。しかし全 国的に鎮まる気配を見せていないどころか、最近感染力の強い新型株が発見されています。「緊急事態宣言」「まん延防止重点措置」等が相次いで発出 されていますので、さらなる注意が必要です。

▶谷口雅春先生が書かれた『人生の秘訣365章』に次のように説かれています。

【生命体の健康を維持するために(中略)「選ばれたる適当物質」(食べ物・薬剤等、皆これに当たる)を、 利用することは、決して「神に背く行為」ではなく、神が計画された創造の秩序にかなうことなのである。ただ、食べ物でも、薬剤でも、それを単なる「物 質」と見ないで、神の生命の顕現であるとして感謝礼拝して使うがよいので ある】(同書276頁)

▶また、『日々読誦三十章経』ブック型では、恐怖を 消滅する言葉(十七日の経言のりごと )の中で

【吾れは恐れない。神はすべてであり 給う。(中略)如何なる禍わざわいも吾れに来らず、如何なる疫病 やまいも吾が家には見舞 わない】(同書 76 ~ 77 頁)

▶現在、医療従事者はコロナに感染した人たちの人命を救うため、日夜分かたず懸命に医療に当たってくれています。この尊 いご努力に心より敬意を表します。私たちは信徒の一人として、真理を正し く学び、如何なる世情が訪れようとも恐怖心を起こすことなく、神と偕なる信仰を感謝の中で深める努力をして参りましょう。

▶さて生長の家創始者・ 谷口雅春大聖師の法燈を継承され、人類光明化運動の先頭に立って真理を宣 布してこられ、平成 20 年 10 月 28 日、その八十九年の偉大なご生涯を閉じられ た谷口清超先生は、「真・善・美」の表現のために深い祈りを捧げられました。 今年は早、十三年の御祭りを行うこととなります。 28 日にはZoom 中継を致 しますので、『甘露の法雨』をご用意の上、ネットにてご参列ください。

▶ ところで九月に「大調和の神示祭」に向けて写経をしましょうと皆様にお勧 めして参りました。大勢の方々が「大調和の神示」等の写経を奉納されました。 ところで、この写経が「祈り」を込めたものとなってきたということについて、 宇治別格本山発行の『写経のご案内』に、谷口輝子先生のご著書『人生の光 と影』の一文を引用されて、次のように書かれています。

【写経の始まりは『イ ンドの文字で書かれた経典が中国へ渡って、漢文に翻訳せられ現在のような 印刷技術がない時代だったので、すべて人の手で写経されたのでありました が、仏教が中国から日本へ渡来すると、日本でも写経が盛んになり、やがて この印刷の代りにしていた写経の方法が「祈りのかたち」として写経祈願とされたのは、平安朝のはじめに弘法大師によるそうであります。 弘仁こうにん 9年 の春、天下に悪病(疫病)が大流行した。当時は、防疫の方法もなく見る見 る日本中に広がり、死屍累々という悲惨な状態であったので、時の帝みかど、嵯峨天皇は弘法大師を召して、悪病退散の方法を御下問になりました。大師は、「陛下御みずから般若心経を御浄写なされ、私は陛下の驥尾きび に伏して(蠅はえが駿馬しゅんめ の尾について千里も遠い地に行くこと)御祈念申し上げます」 と奉答ほうとう したの であった。嵯峨天皇は一字三礼のまことをつくして御写経なされたところ、 「未いまだ結願けちがん(修法の終了すること)の言葉を吐かざるに蘇生そせい(生きかえること) の輩やからみちにたたずむ、夜変じて日光赫々せきせき たり(夜が転じて日光がさんさんと 照るが如し)」と、その霊験の素晴らしさを般若心経秘鍵ひけん の奥書きに書かれ ている。(中略)心を込めて一字ずつ三礼しながら御書きになったというこの写経が、恐らく日本における「写経祈願」の最初であり、その代表的なも のと言うことが出来る】(編者註:強調・解説を加えました)

秋の夜長、祈りに始まり、祈り続けて、祈りに終わるという生活を日々実践して参りたい ものですね。ありがとうございます。

感謝合掌

カテゴリー: 光のおとずれ, 教化部長   パーマリンク

コメントは受け付けていません。