「自然との大調和のうちに復興」を信じて


真理の証し


青年会  齋藤貴之
「自然との大調和のうちに復興」を信じて
平成24年4月30日(月) 会場:本部練成道場 青年会全国大会 体験談発表

皆様ありがとうございます。私は、祖父母の代から続く生長の家の家庭に生まれ、高校時代から生長の家の御教えを学ぶようになりました。その後、生学連活動を共にした妻と結婚し、3人の子供にも恵まれ、平成17年より宮城教区青年会委員長を拝命しております。仕事は自動車学校の教習指導員をしており、公私共々充実した日々を過ごさせていただいております。

しかし昨年の3月11日、私はいつもどうり仕事をしておりました。14時47分に大地震が起こり、その後、『津波だ』と叫ぶ声がしました。『津波?』何のことか分からず携帯でテレビ見ると、津波が私の自宅付近まで押し寄せている映像でした。『妻と子供達は?』と一瞬不安がよぎりましたが、『この家を真理の場として使わせて頂き、神様の宮として下さい』と祈り、導かれて住むことになった家でしたので、「あの家は大丈夫」という思いが湧き起こってきました。仕事を終え、真っ暗闇の中、急いで帰宅すると、家族は皆無事でした。その後、津波の到達地点を見に行くと、自宅から1㎞まで迫っており、『守られた』と神様に感謝致しました。

仕事も燃料が入らないことから、3週間休むことになりました。近隣は慌てふためき、食料や燃料を買い求めていました。

私は日頃、学校で行われる学科授業の際、生徒に「免許はとってもいいが、なるべく車には乗らないように」と話しております。これは青年会の活動をする中で、日に日に地球環境保全への意識が高まり、「私に何かできないのだろうか?」と考えた末、日頃学んでいることを学校の授業に取り入れることにしました。

食肉関連や家庭から排出量されるCO2の問題。カーボンオフセットや電気自動車等。授業で多くの生徒に紹介することにより、より環境意識の高いドライバーの育成を心掛けております。

従って震災の際も、私以上に困っている方々に少しでも燃料や食料を行き届くことを考え、焦燥感や不安感からくる、エネルギーの無駄遣いをやめました。

震災から10日目。ようやく電気が通電し、臨時の5者会議で、東松島の星原里美さんがSOSを出していることを知り、前有好正光教化部長に『青年会に行かせて下さい』とつげました。『今回の震災は地元で起きている。いつまでも被災者の振りをするのはやめよう。』そう思いすぐに鈴木直人青年会事務局長と当時駐在本部員だった三浦光宏さんに被災地に救援活動へ行くことを伝えると二人も賛同してくれ、次の日に行くことになりました。しかし始めて行く未知の世界。沿岸部の被災地はいったい何が必要なのか検討もつかず、ホームセンターに行ってもやはり分かりませんでした。そこで神様に『神よどうぞ私に沿岸部の被災者の方々が必要な物を教えたまえ』と祈りました。沿岸部に電気が流れているのか?という思いから『発電機』という言葉が脳裏をよぎり、もう一つの商品が私を呼び止めました。それは「高圧洗浄機」でした。この2台を合計すると料金が10万円を超えましたが、『お金は必要な時に集まって来る』何度もそういう経験をしている私は、何かに導かれるまま購入しました。

その後、このお金は復興支援活動に来られた方々の、温かい青年会への寄付金でまかなえることになりました。本当にありがとうございました。

私たちは、次の日から復興支援活動をすすめていったのですが、周囲を見渡すと膨大な瓦礫の山が山積しており、うつむいている人たちが無数にいました。自分たちの無力さを感じ、「本当に私たちは役に立っているのだろうか?」そんな疑問もでてきましたが、そんなある日の事、嬉しい報告を頂きました。

前講師会会長の千葉麻子さんのお宅を中心に、近隣地域の清掃を行った岩沼という地域では、その後行政の力を待たず、県内で一早く、地域住民が協力し合って復興を成し遂げました。千葉さんから「実は青年会の方々が来て復興活動をしてくれたお蔭で、周辺地域の方々に希望と勇気を頂き、地域が団結・協力し合い、いち早く復興を成し遂げました」というお言葉を頂きました。

私たちの行動は本当に小さかったかもしれませんが、「被災者に光を!絶対復興させてみせましょう!」という思いと祈りが神様に届き、被災者の方々に伝わったのだと、本当にうれしく思いました。

また、青年会の仲間でも自宅を被災された方もいました。中でも石巻青年会委員長の佐伯綾さんは、自宅でピアノ教室をされていましたが、自宅が全壊、ピアノ教室が流失し、大事なピアノ、エレクトーン、フルート、一千冊以上あった楽譜すべてを無くされました。私が初めてその光景を目の当たりにしたとき、本人も半ば諦めかけており、かける言葉も見つかりませんでした。しかし、4月に総裁先生ご夫妻が宮城教区にお越しになり「聖経読誦」をして下さったことや、本部の方々、遠くは宇治から多くの方々が佐伯さん宅のがれき撤去や、床下の泥除けや、清掃活動をされたことにより、佐伯さんも次第に元気を取り戻していきました。今日は全国大会に一緒に参加させて頂いております。

ご自身が被災されているにもかかわらず、現在は引っ越し先でピアノ教室を再開され、インターネットの呼びかけで全国様々な所から、応援メッセージ付きの楽譜が約800冊以上集まったそうです。生徒の中には、ピアノや楽譜はもちろん、家を失った子、親を失った子、地獄のような光景を見てしまった子がいるそうですが、音楽の力を信じて生徒さん達のために現在も頑張っています。

【佐伯さんから挨拶】
「皆様ありがとうございます。宮城県石巻市の佐伯綾です。震災から1年、ただひたすら前進して参りました。世界中の皆様の祈りとご愛念、そして行動力が、どれ程心のエネルギーになったかわかりません。一見不幸に見える出来事の中にも、良い事、幸せの種がいっぱいありました。必ずこれからの自分の魂にとって、プラスに働く、神様の深い愛がそこにあります。津波が押し寄せ、ガレキの中で必死に耐えた庭の花が咲いたのを見て、その美しさと生命の素晴らしさを感じ、たくさんの悲しみが充満した分、これからは今まで以上に、少しでも喜びを表現して幸せの種を蒔いて行こう!愛を出していこう!と思いました。被災地も日々確実に前進しています、海もいつもの通り穏やかにキラキラと輝いています、神様、そしてすべての皆様、本当にありがとうございました。」

総裁先生がお示し下さっている、神様の御心にそった「自然との大調和のうちに復興」ができることを心から信じ、これからも人類光明化運動、国際平和信仰運動に邁進して参ります。ありがとうございます。

 

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