光のおとずれ 教化部長 平成25年7月


教化部長 髙坂 幸雄
夏練(なつれん)に多くの人々を!

10月の講習会に向けた一日見真会(6会場)は、各会場とも幹部・会員の皆さんの「講習会を大盛会にしよう」との意気込みが感じられ、活気に満ちた素晴らしいものとなりました。ありがとうございました。 さて、5月の連休明けのことです。「尊厳の芸術展」が、せんだいメディ アテークで開催されていましたので早速行き、展示品を観て家内と2人感動してしまいました。

いまから70年前、日米開戦により日系アメリカ人約20万人が強制収容所に送られました。財産没収、市民権剥奪、家畜を運ぶ貨車やトラックで運ばれ、砂漠の中の収容所の生活は厳しく、風雨が吹き込む住宅での生 活は3年以上も続きました。椅子、机、タンスなどの家具をはじめ生活に 必要なものは廃材をもとに手作りで作り上げました。子供たちの学習に遅れが生じないように、収容者が教師となって授業を行い、音楽、俳句、柔道などさまざまな文化・スポーツ活動は子供からシニア世代まで幅広く楽しまれました。未来に希望を持つことが難しい環境の中で、こうして生き る力を取り戻し、素晴らしい美術工芸品を生み出したのでしょう。絵画、 彫刻、石ころで作ったしかも彫刻を施した蓋付きの硯、地面をひたすら掘 ってようやく手にした貝殻を使ったピンブローチ、古布の日本人形、仏壇にいたるまで、一つ一つに創意工夫と丁寧な作業という「ものづくり」の 原点を感じました。

収容された人々には番号がつけられ、管理するアメリカ人からは番号で呼ばれていた中で、威厳と誇りを捨てずに生き抜いた人々…にもかかわら ず、あまり悲惨な歴史として後生に受け取られていないのは何故か。 パット・中村さんの言葉「両親が収容所のことを話すときは、悪いことは言わず、よいことばかり話していました。私は、収容所の中が幸せなところだと信じ込み、自分も入りたかったと思ったほどです。両親が私たちに教えたかったのは、過去にとらわれず未来を見て生きなさいということ だったのです」彼らが現代に残したのは、怒りや涙ではなく、豊かな発想と、創造力あふれる精巧な芸術品とまさに「日時計主義の生き方」だったのでは、と改めて敬意を表した次第であります。 皆様ご承知の通り、今回の東日本大震災では、日本人が本来持っている素晴らしい国民性が随所で見られ、世界中の人々が感動したのであります。

筑波大名誉教授村上和雄氏は語る「しかし一番の問題は、日本人自身が、 日本は優れた国だと思っていないことです。特に高校生が自分は駄目だと 思っている率が、外国に比べて日本は非常に高い。子供達に日本人の持つ資質の素晴らしさ、日本の国の素晴らしさをもっと学んでもらい、自信を取り戻してほしいと切に思います」(栄える会会報『七宝の塔』より)

楽しい楽しい夏休みがやってきます!「夏季青少年練成会」「お父さん・ お母さんのための練成会」に沢山の方々をお誘いして、「人間は、この地球上のすべてのものを調和ある姿に繁栄させていく使命をもつ、神の子で尊い生命である」ということを伝え、自信と誇りを持つと同時に、自然と共生する「新たな文明」の担い手となる若い力を増大させて参りましょう。

「生長の家宇治盂蘭盆供養大祭」が近づいて参りました。多くの家庭に 先祖供養の大切さとともに霊牌供養の素晴らしさをお伝えし、霊牌を推進 して下さい。顕幽相携えて講習会大盛会の力といたしましょう。

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